甲状腺は、体の代謝や成長を調節する甲状腺ホルモンを分泌する内分泌器官です。
甲状腺に関連する病気には、ホルモンの量が過剰になるもの(機能亢進)、不足するもの(機能低下)、あるいは甲状腺にしこり(腫瘤)ができるものがあります。
多くの甲状腺疾患が存在しますが、ここでは特に罹患率の高い「バセドウ病」(ホルモン過剰)、「橋本病」(ホルモン不足)、および「甲状腺腫瘤」(良性または悪性)に焦点を当て、それぞれの症状、診断検査、治療法について説明します。
甲状腺に関連する病気には、ホルモンの量が過剰になるもの(機能亢進)、不足するもの(機能低下)、あるいは甲状腺にしこり(腫瘤)ができるものがあります。
多くの甲状腺疾患が存在しますが、ここでは特に罹患率の高い「バセドウ病」(ホルモン過剰)、「橋本病」(ホルモン不足)、および「甲状腺腫瘤」(良性または悪性)に焦点を当て、それぞれの症状、診断検査、治療法について説明します。
表1 甲状腺機能亢進
・低下の症状の比較
|
甲状腺機能亢進症
(甲状腺ホルモンが バセドウ病 |
甲状腺機能低下症
(甲状腺ホルモンが 橋本病 |
|
|---|---|---|
| 体温が高い、暑がり | 体温 | 体温が低い、寒がり |
| 良く汗をかく、 ぬれたような肌 |
発汗 | 良く汗が出ない、 肌がカサカサしている |
| 温かく、 血気盛んに見える |
皮膚 | 冷たく、 貧血気味、むくみがある |
| 減る | 体重 | 増える |
| 活発になる、 興奮する、 喜怒哀楽が強くなる |
精神 症状 |
活動意欲や判断力の低下 |
| じっとしていられない | 動作 | 動作が鈍い |
| 細かいふるえがある | 指の ふるえ |
ふるえはみられない |
| 脈が速くなる、 動悸がある |
心臓 | 脈が遅くなる |
| 排便回数が増える | 胃腸 症状 |
便秘がち |
| 不順、 量が少なくなる |
生理 | 不順、 量が多くなる |
※自覚症状には個人差があります。まずは、検診、医師の診断をお受けいただくことが肝心です。